咲き誇る花々が紡ぐ、グッチ ブルームの物語。 [ブログ]

咲き誇る花々が紡ぐ、グッチ ブルームの物語。

花は女性、女性は花。堂々と頭をもたげて咲き、艶やかな香りをふりまき、みなが個性にあふれている。そんな花々をフレグランスに仕立てたグッチ ブルーム。王道感がありつつ“今”を感じられる、香りの世界に酔いしれたい。

 

 

まとえば、たくさんの花が咲き乱れる広大な庭園に迷い込んだみたい。グッチ ブルームは、その名の通り、花の美しさ、たおやかさ、そして生命力や強さが感じられるフレグランスシリーズだ。クリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレ初のフレグランスであるグッチ ブルームの背景には、彼の確固たる信念がある。女性たちに花のように開花して、豊かな人生を送ってほしい。自分に忠実に生きることによって、また個性を大切にすることによって……。こうした想いを受けて、グッチ ブルームはいつでも晴れやかに女性たちを輝かせる。

 

シリーズの最終章を飾るのが、8月15日に発売される、このグッチ ブルーム ネッターレ ディ フィオーリ オードパルファム。オリジナルのブルーム オードパルファムのスピリットを受け継ぎながら、ミステリアスで深みのある、新しい世界を切り開いている。ローズ、オスマンサス(金木犀)のふくよかな香りに、オリジナルを踏襲したジャスミン、チュベローズ、ラングーンクリーパーが調和して、つけた人や相対する人を艶めかしい庭園へ。さらに時が経つにつれ、ウッディ、パチョリ、ムスクが混じり合い、神秘的な余韻を残す。綾のある香りで、豊かで色香あふれるフェミニニティを感じさせて。

グッチ ブルームの3つのフレグランスは、異なる香り立ちで花の生命感、ひいては女性のあり方を表現している。初めに生まれたブルーム オードパルファムは、チュベローズアブソリュートとジャスミンアブソリュートが主役。あでやかに、濃密に香り立ち、また南インド産のラングーンクリーパーという花のノートを取り入れることで、芳醇な花園を表す。今春デビューした、アクア ディ フィオーリは、みずみずしく清々しいグリーンノート。グリーン調の爽やかさに始まり、ジャスミン、ラングーンクリーパー、チュベローズに移ろい、ラストはムスクなどでセンシュアルに。そして最新作のネッターレ ディ フィオーリは、官能的で魅惑的な秘密の花園を連想させる香り。気分によって、シーンによって、つけ比べてみるのもまた一興。

 

グッチ ブルーム オードパルファムをつけた途端、不思議なイングリッシュガーデンへ! 花々が咲き乱れる中を歩いたり、夕暮れ時の湖で泳いだり、ダンスをしたり……。3人の女性たちは、花のごとく生き生きと、自由を謳歌する。このキャンペーンフィルムの撮影は、広告ビジュアルも手がけているグレン・ルックフォードによるもの。フレグランスの世界観、さらにはフレグランスをまとったときの心躍る様を描き出している。

フィルムに登場しているのは、現代のグッチウーマンとして選ばれた、3人のミューズ。女優のダコタ・ジョンソンは、俳優一家に生まれ、子ども時代から映画に親しんだサラブレッド。映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』でのセンシュアルな演技は記憶に新しい。女優でありモデルであるハリ・ネフは、ファッション界のイット・ガール。トランスジェンダーモデルとして自分らしく生きる姿が多くの人の共感を呼んでいる。アーティストのペトラ・コリンズは、写真家、編集者、モデル、キュレーターなどさまざまな顔を持ち、ガーリーカルチャーの牽引者としても知られる存在。フィルムに写し出された、3人それぞれの美しさを堪能して。

「男性を意識した女性らしさではなく、女性自身に寄り添うデザインを心がけた」とボトルデザインについて、アレッサンドロ・ミケーレは語る。ヴィンテージ感のあるピンクのボトルは、陶磁器を思わせるラッカー仕上げ。ブラックのフレームで縁取られたラベルには、ブルーム オードパルファムではロゴがデザインされ、派生した2つの香りには、フレグランスのシンボルである花々が単一カラーで描かれている。優しく、けれど優しいだけでは終わらない……今の女性たちの姿がボトルからも浮かび上がる。

 

https://www.vogue.co.jp/special-feature/2018-08/14/gucci/page/7


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